ポイント管理機能「CuPon」

開発の背景

中小企業や商店街組合では、スタンプカードというポイントが累計されて満点になると金券として商品の一部に充当できる制度が普及しています。

しかし、会計基準が変更になり国際会計基準に沿った「収益認識基準」が202141日より強制適用になりました。(大企業は強制適用、中小企業は任意)

従来は、売上が10,000円、ポイントが1000ポイント(円)とすると、売上は10000円のままで引当金1000円を計上しました。税制上は引当金は損金算入は不可でした。

しかし、新基準では、売上は9000円、ポイント分1000円は契約債務として、将来発生する別の取引の前受金処理になります。

したがって、中小企業にとっては未実現の部分(1000円)に対する税金を今払う必要がなくなり有利になりました。

しかし、ここに問題が発生しました。中小企業ではスタンプカードでのポイント発行残高をリアルタイムで管理できていません。多くの場合スタンプカードが満点になれば持ちこまれて金券として使えるやり方ですので、現時点でのポイント残高がいくらか把握できていません。

これには2つの問題点があります。

     債務残高がわからず引当金が計上できない。債務リスクが把握できていない。

     税制上、実売上高以上の売上高に対して余分な税金を払っている。

このため、決算処理が正しくない、という欠陥が生じています。

 

 

中小企業が「収益認識基準」に対応するには、スタンプカードをやめて、1ポイント1円からリアルタイムに計上する仕組みの導入が必須になっています。

CuPonの機能

ポイント管理システム「CuPon」の機能は、販売した商品の、売上高、ポイント発行高、ポイント回収高、ポイント発行残高をリアルタイムに計算してデータをCSVで会計システムに渡します。1ポイント1円からの発行残高をリアルタイムに計算します。

しかも、使用する端末は、お客様のスマートホンです。これがスタンプカードの代わりになります。お店側はiPadを準備します。これがフロントシステムのすべてです。アプリケーション「CuPon」は、クラウドサービスで提供されますので、サーバーを持つ必要はありません。

 

●月末、年末に、以下の管理表をCSVで出力しますので、Excelに変換して既存の

 会計システムに入力します。

これで、ポイント発行残高が帳簿に反映され、企業リスクの把握、実売上高に基づいた税務処理が可能になります。

さらに、売上分析機能があります。傾向分析が可能になります。ユーザーの情報が手元に残りますので、プッシュ型の販促が可能になります。

EC通販システムとの連携が可能になります。

 CuPonはEC開発ツール「EC Jeep」の機能拡張として提供されます。

 CuPonの表示画面に「EC通販」を表示することができます。

売れ筋商品の発見や販促が可能になります、

●お店の予約機能や、メニュー紹介機能、販促ポイントの付加、等が可能になります。

 お客の呼び込みが可能になります。

CuPonのサービス方法

CuPonには本部多店舗対応版と単独店舗対応版があります。

クラウドサービスで提供します。

お客様にあったアプリケーションの初期開発費用がかかります。

制度変更に対応するため別途「CuPon保守契約」が必要です。月額保守料金制で最低2年間の契約が必要です。(以後1年毎の延長)

保守料金は、

①基本保守料、

②本部があり複数の店舗がある前提の本部保守料(50店舗まで)、

③本部があり複数の店舗がある場合の個別店舗保守料(50店舗まで)、

の3つの保守料をまとめて月額保守料金を設定しています。(単独店舗対応版は②,③を除く)

CuPonEC Jeepの拡張機能として連携して機能

CuPon」はEC開発ツールで開発された「EC Jeep」システムの役務として設計されていますので、連携して機能します。


CuPon 価格、機能、サービス(本部多店舗対応版)

・ソフトウエア:ポイント管理機能「CuPon」本部多店舗対応版

 EC開発ツール「EC Jeep」の拡張機能です。(「EC Jeep」と連携でのみ稼働します)

基本機能:日本語、標準開発期間(テスト含む)3か月、顧客データはEC Jeep 管理システムに格納、取引データはCSVで出力、パソコン、スマートホンに自動対応、セキュリティ: ISO27001ISO27017URLHTTPSを使用しています。

・クラウドサービスで提供します。

 初期開発費用2,520,000(税別)がかかります。(50店舗まで含む)

・月額保守料金

 制度変更に対応する必要があるため、月額保守料金制による保守サービス形態を取っています。

CuPonポイント管理機能基本月額保守料:10,000円(税別)

CuPon本部ポイント管理機能月額保守料:25,000円(税別)

1店舗500円、50店舗まで含む:追加1店舗750円)

CuPon店舗別ポイント管理機能月額保守料:25,000円(税別)

1店舗500円、50店舗まで含む:追加1店舗750円)

CuPonポイント管理機能月額保守料金 合計60,000円(税別)

3年目から経年月額保守料:22,500円が加わります。

・保守以外の費用

 1時間2,000円(税別)の時間料金で対応(補助金対象外)

・著作権

 顧客とCourtier Co.,Ltd.の共有

・販売開始

 202161


CuPon 価格、機能、サービス(単独店舗対応版)

・ソフトウエア:ポイント管理機能「CuPon」単独店舗対応版

 EC開発ツール「EC Jeep」の拡張機能です。(「EC Jeep」と連携でのみ稼働します)

基本機能:日本語、標準開発期間(テスト含む)1か月、顧客データはEC Jeep 管理システムに格納、取引データはCSVで出力、パソコン、スマートホンに自動対応、セキュリティ: ISO27001ISO27017URLHTTPSを使用しています。

・クラウドサービスで提供します。

 初期開発費用550,000(税別)がかかります。

・月額保守料金

 制度変更に対応する必要があるため、月額保守料金制による保守サービス形態を取っています。

CuPonポイント管理機能基本月額保守料:15,000円(税別)1年目

CuPonポイント管理機能基本月額保守料:21,000円(税別)2年目

CuPonポイント管理機能基本月額保守料:25,000円(税別)3年目以降

・保守以外の費用

 1時間2,000円(税別)の時間料金で対応(補助金対象外)

・著作権

 顧客とCourtier Co.,Ltd.の共有

・販売開始

 202161


「CuPon」のEC Jeep内での位置付け